父の守備範囲

育児の掲示板を見ると、、、

旦那サイテー
子ども預けて出たら、DVD見せてごろごろしてただけ
なに考えてんの
旦那も含めて赤ちゃん
家事やらない

母親勢の苛立ちは募るばかり

ここで誰が働いてきてると思ってんだよと言おうものなら、家は爆発するでしょう。

今回は父の守備範囲というテーマで書いてみたいと思う。

以前、双子の妊娠が分かったあと、みーちゃんの絵にかいたような赤ちゃん返りがはじまったと書いたが、
このタイミングで父の守備範囲が急激に狭くなった。

母をとられるとおさなごごころに思ったのだろう。

育児には、ごはん、お風呂、遊び、寝かせ、歯ブラシ、、、それに加えて、家事。

母親はもちろん全て出来る。(例外はもちろんあると思うが)
父親には出来るものと出来ないものが出てくる。

母乳をあげるということは絶対に出来ないといったようなことだ。

守備範囲が広い人は、母と同じようなことが一部を除き全て出来る。守備範囲が狭い人はある一部のことしか出来ない。

それは、父親の意思、やる気による問題と子どものこだわりによる両方に問題がある。

その問題を克服しながら、夫婦で父の守備範囲を広げていかないといけない。

そこには母の協力してもらう必要がある。

例えば、お風呂はお父さんと入る習慣をつくる。
子どもはこだわりを持つことが多い。何度かお父さんとお風呂に入ってジョーロで遊んで、10数えて、バシャッバシャッと魚だと面白がらせてとやっていくと、お風呂はお父さんと入ってジョーロで遊んで
、、、というものだというこだわりが出てくる。

このように、お出かけ、積み木遊び、おままごと、お医者さんごっこ、歯磨き、トイレ、ごはん、寝ることなど、ひとつひとつ父とやれること増やしていく。

中には、何度チャレンジしてもどうしても母としかやれないこともある。
それも一つのこだわりとして受け止めて、やるしかない。

うちの場合は、赤ちゃん返り以降、寝るときだけは、必ず母とでないとならない。

ただ、父と出来ないことが多過ぎると父母ともに苦しくなるので、ここの努力は、父、母、子、皆で協力して父の守備範囲を広げていきたい。

気紛れに父が何か手伝おうと思ってもこの土台が出来ておらず、やろうとしたことが守備範囲外である場合、パパ嫌と泣きじゃくりみんなががっくりくるのである。

父は総じて、だらしないと思う。子育てに鈍感で、目を離したらサボって、手を抜くことばかり考えている。また、あいつは、スマホみてんのか。どこの父にも共通していてあながち間違いではない。

父に頼んでもどうせ出来ないし、自分でやった方が早い。そんな気持ちも良くわかる。

世の父たちは頑張ろう。
そして、申し訳ありませんが奥様方、父の守備範囲を広げていけるよう、少しお力添えお願いします。