入試現代文

読んだ入試現代文を擬似メモ的に記載

・2019中央法
村上紀子どうして人は絵を描くようになるのか幼児の描画活動を出発点として
幼児から開始される描画活動について考察した文章
前半で手と目の発達となぐり書きの変化に着目し、後半では幼児の描画活動と思考と言葉とが連携して発達する経緯について幼児の描画行動や描線の観察から検討し描画活動と心身の発達との関わりについて考察を行っている
・幼児の生活の中で強く印象に残っているものの名称
・物事の状態や身振りなどの感じを言葉にしたもの擬態語
・過去に体験したこと
・2019立教全学部
山本芳久トマスアクィナス理性と神秘
筆者は知性を軸にした信仰論を展開してることを指摘する。
人が直接経験することはほんの一部でそれ以外は他社の話や情報を信じることによってえている。
宗教的信仰だけではなく日常的な場合において信じることが知識を得ていくための前提であるとし信じるということがわれわれの日常的な生を支える基礎的かつ不可欠な要素であり、それがさらに知ることの新たな可能性を開いていくとしている。

・ 2018年早稲田教育学部現代文
稲葉振一郎
政治の理論リベラルな共和主義のために
自らの主観的自由の根拠は何らかの基準に従って自ら選択することにある。
これは決定論的世界観と矛盾することはない。このような古典的な自由概念は人間関係だけでなく、ものの状態や運動が外部の力から干渉を免れている場合を表すものとして、他の分野でも用いられる
自由主義的な意味での消極的自由とはコミュニケーション可能な特定の他者との具体的な相互作用からの自由である
それは親密圏における社交の自由と大衆社会における孤立者の自由であり、公共圏における自由の可能性は軽視されているその意味でフーコーはリベラリズムは統治理性であるとといた。

・早稲田教育2019 世界自然とのコミュニケーションをめぐって
近代の社会の発達で、それ以前に人間と自然を繋いでいた伝統を失ってしまった。人類史が成熟させてきた動物と人間との間に交わされた自然や、自然を意識しそれと交わる日常生活を近代とともに人間を失った。
人間は動物を人間の文化の周縁にある存在としてペットを可視化することで支配する。
だが見つめ返してくれる外部である他者の存在が私たち人間が人間であるために必要である
それは自然としてその後ろ姿を垣間見るだけの存在へ堕そうとしている。

・ 2019年大阪大学山上浩嗣パスカルパンセを楽しむ名句案内40章
真実の姿を隠し欠点を指摘されることを望まず生きていると考えるパスカルの人間観を解説
欠陥だらけの自己の真実の姿を自分にも他人にも隠すという私の悪は自発的錯誤である
人が相互に求めあたっているのは相手の益ではなく自分の益のためである。
人から真実を言われることを望まず他人にも真実を語らない正義と理性から隔たった傾きがある。

・ 2019年早稲田大学教育学部長谷川宏幸福とは何か
持続的な幸福は都市国家という安定した持続的な共同体の存在のもとで初めて幸福たり得る
特を積み共同体を再建
幸福を考える際にアリストテレス的な倫理的な義務感を背後に置いた 行動ではなくもう少し人間の大切な営みをとらえる遊び心も必要である。

・2019年神戸大学文学部檜垣立哉食べることの哲学
人間の肉を食べるカニバリズムが忌避される→アンパンマンを例に出し自己犠牲の話→アンパンマンの再生可能な顔は IPS 細胞による自己の身体の複製と重なり筆者のやなせたかしが想定した以上なことが内包されている。
唯一の存在(個別性)の消滅←人格やいのち