赤ちゃん返り

双子の妊娠が分かったあと、みーちゃんの絵にかいたような赤ちゃん返りがはじまった。

みーちゃんは1歳になる少し前に、あっさり卒乳。
母もさばさばと明日からおしまいねとか話をしていて、娘も何事もなかったかのように執着はなかった。
ちまたでは、簡単に卒乳できず大変だったや母も寂しくて、2年くらい引っ張ったあとに母娘で泣きながら卒乳したという、話も聞いたことがあった。なので、2人があっさりとしすぎていて、卒乳ってそんな感じなの?と父が1番卒乳に未練を感じたほどだ。

1人で寝るのも意外とすんなりいった。
1歳2、3ヶ月でひょんなことから自分で寝るようになった。
はじめは、母としか寝れなかったが、しばらくして父と寝ることが出来るようになった。
それから、寝れるときは毎日、父が寝かせ担当になった。
1度、どうしても寝ない時があり、泣きじゃくっていたので、そのまま部屋に残し出ていったことがあった。そしたら、そのまますやすや寝ついていたのだ。
この日以来、基本的には一人で寝れるようになった。
父か母が一緒に部屋には入るが、しばらくして部屋を出る。少し泣くときもあるが、そのまま眠りにつく。
夜泣きもほとんどしなかった。

夜つきっきりでなくなることで、9時から寝るまでの2、3時間父、母ともに自由な時間が確保できることはとても貴重だった。

昼寝も毎日していた。
ご飯を食べたあと13時頃からベビーカーで少し外を回るとすんなり寝てくれて、1~2時間寝てくれる。
ここも計算できる時間であった。

この2点だけ考えても非常に育てやすい子である。

それに加えて、自分で率先してやりたがる子で、ご飯もフォークやスプーンを上手く使い口へ運ぶ。トイレも「ちっち」と自分でアピール出来るようになってきていた。おまるを装備し1日に何度かトイレでしている。

【必需品】おまる

これが激変した時期が妊娠発覚したときだ。

みーちゃんが一歳半くらいになった頃である。

ちょうど1歳半といえば、赤ちゃんが自我が出てきて怪獣になるといわれる時期、2歳差育児の人は大半はこのタイミングが2人目の妊娠が分かる時期と重なるのではないか。
そのため全てが赤ちゃん返りが原因ではないと思うがみーちゃんの赤ちゃん返りが始まった。

みーちゃんに直接話したことはなかったが、夫婦の会話や様子から分かるのだろう。お腹の中に何かがいるということも自らなんとなく指摘するようにもなった。

現象としては以下

・自分の身の回りのことができなくなる。
→一人で寝れなくなり、父とすら寝れなくなった。母とでないと絶対に寝ない。この事が1番辛い(現在進行形である)母の夜の1~2時間が取られることとなる。昼寝も規則性が崩れ、寝たり寝なかったり。

・赤ちゃんの話をするとあからさまにいやがる
→みーちゃんの前では極力赤ちゃんの話をしないように気をつけるようにした。

・母から離れようとしない、抱っこをせがむ
→明らかに母にくっつき虫になる時間が増えた。

・イライラしたり、わがままを言う
→思いが伝わらなかったり、気にくわないと怒りをあらわにする

・父母の会話に食い気味で入ってくる。

生まれてから、、、

・母親が双子を抱っこしていると抱っこしないでと抗議する。

・双子用のベビーカーの片方に絶対に自分が乗る。

気をつけてることは、名前でしっかり呼び、お姉ちゃんなんだから~しなさいと言う注意はしない。
あとは、しっかり話を聞き、こちらからの話や説明を丁寧にすること。

こうして2歳差育児の洗礼をあびることとなる。

お姉さんらしく双子の面倒を見たがってくれることも多く、弟、妹思いで非常に優しいのは前提での話である。

ただ、赤ちゃん返り&一歳半~の育児には今でも手を焼いている。